生活保護のギャンブルはOK?

スタッフからのお知らせ・日記
生活保護受給者はパチンコや競馬、ネットカジノやオンラインカジノなどのギャンブルをしても良いか?
生活保護受給者はパチンコや競馬、ネットカジノやオンラインカジノなどのギャンブルをしても良いか?

生活保護受給者とギャンブルで得た利益


生活保護受給者はギャンブルで得た利益も収入と認定されることをご存じでしょうか?


 


 


基本的に生活保護費の使い道は自由です。競馬をしようが、パチンコをしようが自由です。


 


但し、お金を使い果たして福祉事務所に駆け込んできてもどうにもなりません。今回だけ特別に3万円だけ支給して欲しい!等の希望を叶えられるはずがありません。結局区役所からお金は追加で一切出ず非常に厳しい状況になります。


 


俗にいう『前借り』のような制度もありません。


生活保護のギャンブルはOK?の画像1

また在宅投票システムで馬券を買っている人はネット口座(楽天など)が多いですから、毎月最新の履歴を区役所にださなければいけません。


 


その為競馬で儲かったのは直ぐにわかります。勝った人は勿論ですが、何と負けた人まで収入認定されてしまいます。


 


例えば最初に3000円使って9000円になりその9000円が不的中で0円。

厳密に言うとマイナス3000円ですが、最初の6000円のプラスの収益だけを取り上げ、この場合プラス6000円と判断します。

マイナス3000円なのに、一時的に膨らんだお金を収入として認定されてしまいます。


 


生活保護受給者にしてみれば損したのに・・・と当然なります。このケースは如何に自由にお金を使って良いと言っても貴方は生活保護なんだから自粛しなさいと警笛が鳴らされています。


 


また、ナンバーズ等の宝くじで儲けたお金も収入として認定されます。生活保護受給者はそんな余裕はないでしよう?と区役所側からみればなります。


 


この競馬とナンバーズの、収入認定は翌月の生活保護費からひかれます。

 


インターネットカジノやオンラインカジノだとしても同じことが言えます。


 


つまりどんなギャンブルで儲けても結局はバレたらアウトです。


ギャンブル等の収入は隠してもばれる?


 


競馬の場合は在宅投票は使えないので場外馬券売り場に馬券を買いに行く事になります。流石に区役所は休日は動きませんから盲点ですね。


 


しかもその日のうちに換金してしまえば、全くわかりません。そこまでは流石に監視の目は届きません。今こうして書いている事は、こうされたら区役所としたら嫌だなと言う事を書いています。


 


ナンバーズも即換金してしまえば全く分かりません。上手い具合に抜け道が出来ているんですね、これがまた。野球で行ったら裏の裏つまり表です。


 


お金儲かってますよオーラは直ぐに分かりますが、決定的証拠が無く、また警察ではないので財布の中身も確認できません。ここが痛い所です。生活保護を受けながらギャンブルをしている方がが妙な悪知恵をたくさん持っているのも事実です。


 


ここが区役所が本来払わなくて良い生活保護費をあげなければいけない、社会問題でもあります。


ギャンブルで得た利益も収入と認定される理由


 


生活保護受給者は支給された生活保護費に何に使っても自由ですが、ギャンブル、宝くじの当選金は収入と認定されます。しかも競馬の場合は3000円使って9000円にしてその9000円が無くなっても収入認定されます。


 


この場合の収入認定はいくらだと思いますか?

 


答えは6000円です。

 


3000円から9000円に増やしているのが収入認定されます。結果的には手持ちの3000円を損しているのにそれが6000円の収入と見なされるのです。

これはもう完全に生活保護者にギャンブルはするなと警笛を鳴らしているのです。


 


 


一般的な見方として、生活保護の資金の捻出は国民の税金からです。このサイクルを常に我々福祉に関わる者は考えなければいけません。


 


生活保護のギャンブルはOK?の画像2

表向き、確かに何にお金を使っても良いですが、一般常識の範疇で考えれば生活保護費をギャンブルに使うのは逸脱していると言われています。宝くじも同じです。


 


外れる確率の高いものにお金を使うのですから世論としては堪ったものではありません。その為先ほどの競馬の例のように厳しく収入認定をするのです。そうしないとバランスが取れなくなってしまうからでしょう。


ギャンブルに依存症が出ている場合


ギャンブル依存症とはギャンブルなどを「やめたくてもやめられない。」病気です。そのため、元の状態に戻ることが困難な場合が多いといわれています。

 


急にやめてしまうと過剰にストレスが生じて、犯罪や迷惑行為、しいては自傷行為などを引き起こすことも多いです。


 


『やめる』『やめない』だけではなく、もっと根底的な所から考えて取り組む必要があります。


 


依存症の問題を認識し、回復していくためには、適切な診断・治療と周りの方の支援を受けることが何よりも大切です。


 


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